7月7日

これを書いている今日7月7日で何を連想するかをピンサロの前で出口調査すると、3位が七夕、2位がお義母さんの誕生日(おめでとうございます)、1位がパチンコです。

ここ宮城は8時半オープンですので、7時半抽選、6時半朝立ちのタイムスケジュールでしょう。今の時刻は8時25分。並んだ客の爆発しそうな感情を皆さんおわかりいただけますでしょうか?まさに関ヶ原。自分にはわかります。

パチンコの話をすると忘れちゃいけないのが圭太さん。我らバスターズの昔話でオナ染みの彼です。ザリガニの踊り食いでぎょう虫検査に引っかかった彼です。朝の電車で帽子にイチゴジャムつけて「おはよー」と本塩釜駅から乗り込んできた彼です。スポーツテストの住所書く欄に同上と書かずに陸上と書いた彼です。

彼とは本当によく一緒にパチンコに行きました。僕が今の職場で働く前に3ヶ月ほどプラプラしていた時期があったんですが、毎日圭太さんと1円パチンコに行っていました。

そんな圭太さんも他のパチンカー同様に気持ちを抑えることができず、駐車場に車を停めて外に出るや小走りです。

前には「パラディソの自動ドア開いたときの匂い良いよね」とニヤニヤしていましたし、CRパチンコ水戸黄門でマンモーさんと助さん格さんコンビを結成して、僕がコンビニでバイトしていると二人で店に入ってきて「今日も勝った今日も勝った」と喜んでいたのが昨日のことのようです。

徹夜でパチンコしたのもプラプラ時期です。圭太さんの仕事終わりにパチンコに行って、9時くらいにマンモーさん家で酒飲んで、朝まで起きててそのままパチンコ。狙い台のスロットを取れたはいいが寝不足でリールの回転で酔って、昼前には甘デジで終了。帰り道の圭太さんもさすがだったんですが、マックのドライブスルーでダブルチーズバーガーのセットと単品でチーズバーガーを頼むという2秒前の自分の発言を忘れる錯乱ぶり。別れ際に「泣きたいのに笑えない」と哲学的なセリフを残して帰宅していきました。

また、圭太さんは勝ちに対しても貪欲で、数々の技を持っています。その中でも凄いのが「ビギナーズラック打法」。通常パチンコ台はお金を入れる場所が左側にあります。それを右の穴に入れてしまうのです。当然右隣の台にお金をが入ってしまうんですが、ここで圭太さんは店員を呼んで「すみません、玉が出ません」と言います。店員は親切に「お金はこちらに入れるんですよー」と対応してくれ、最後には「頑張ってくださいねー」となります。これで準備完了。5分以内に大当りします。と圭太さんは言ってますが僕は見たことはありません。

そんな圭太さんが天国に旅立ったのが7月7日…てのは冗談で、コロナ前に1万貸したきり飲み会にも現れません。

また行こうね圭太さん!厳しいときは貸すよー!!

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この記事を書いた人

東北の某都市の零細企業で働く窓際びんびんサラリーマン。
幼少の頃から霊感の強い母方実家の人間や幽霊屋敷に住む友人などに囲まれて過ごすが、本人に霊感なし。
代表作「ボウィンマンの一言物申す」

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