バレンタイン

これを書いている今日はバレンタインでございます。読んでくださっている紳士淑女の皆さんは僕と同い年、又は年上だと思いますので、友チョコや推しチョコの文化がまだない大正ロマンポルノの時代の方がほとんどでしょう。昨夜、うちの娘は女子の友達にあげるチョコを、奥さんと一緒に作っていました。

皆さんにも龍角散のような甘酸っぱい記憶があると思います。チョコに手紙を添えた、告白が成功した、男性が腹痛で休んでそのまま転校した、黄金色の青春とはまさにコレでして、僕にも、口から陰毛が出てきた、生爪が喉に刺さった 等の思い出がありますが、その中でも今でも思い出せる学生時代のエピソードをお話ししましょう。

中学1年の頃の話です。グランドキャニオンでお馴染みの ひーちゃんと悪の組織BCG(ブラック・クラブ・ズコバコ)を立ち上げました。女子隊員に誰がいたかは忘れましたが、ひーちゃんがボスの組織ですから、女子隊員の勧誘も顔が第一条件でした。オデコが広い理由でヘルメッターと呼ばれていた女子隊員Aは、自称イケテる風の怖い女でしたが、大人になって歌手となり、何年か前に違法薬物で逮捕されたラッパーと曲を出していましたので、ちょっと怖いなぁと今では思いますし、オーシャンガールと呼ばれていた女子隊員Bはド天然で、今思うと女子十二楽坊みたいな顔をしていましたが、二十歳のときに小学校の体育館を建て直す話があり、最後に体育館に集まって遊ぼうと連絡がきたことがありました。そのとき輪になってバレーをするニットを着たオーシャンガールがびっくりするくらい巨乳になっていたとコウキが言うので、バイトで参加できなかった僕は悔しさで枕を濡らしたのでした。

たしかその辺と何人かがBCGの女子隊員だったと思うのですが、バレンタインの前日に女子隊員を集めて「明日チョコを作ってくるように」と通達しました。女子隊員達はあからさまに嫌な顔をしていましたが、なんと通達通りに作ってきたのです。これには ひーちゃんと僕もニンマリ。命令したとは言え、チョコを貰ったという結果が残ったのです。ニヤニヤして帰ろうとしたところ、変態で有名なサイトウヨウコもチョコを渡してきたのです。

1ヶ月後の3月14日、「お返し持ってこいよ」と女子隊員に言われた僕は、買いに行く金もないので仏壇を漁りました。クッキーなのか何なのかわからないモノをティッシュでくるみ、女子隊員に渡したところ、変態で有名なサイトウヨウコが「私にはないの?」と言うので「すまん」と答えました。やっぱり学校にコンドームを持ってきて水入れて遊んでる人は無理ですし、貰ったチョコは婆ちゃんにあげたので、お返しする義理もないよなぁと考えたのでした。

はい、結論。そんな僕は地獄行き間違いありません。皆さん、天国預金は大切に。

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この記事を書いた人

東北の某都市の零細企業で働く窓際びんびんサラリーマン。
幼少の頃から霊感の強い母方実家の人間や幽霊屋敷に住む友人などに囲まれて過ごすが、本人に霊感なし。
代表作「ボウィンマンの一言物申す」

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