立憲女子さんより頂きました!ありがとうございます!
マンモーさん、こんばんは!立憲共産女子です。
衆院選、めちゃめちゃ楽しみですね!
個人的には政権与党が税金使ってフェイクニュースで民意を誘導していたとされる疑惑、通称「Dappiゲート」なんかもなかなかアツいです。
このDappiゲートから、私はQアノンを連想するのです。
今やQアノンの正体は数々の研究やリークでほぼ丸裸にされており、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、その実態は陰謀・政治・カルトなどなどが良い具合に混ざりあったマンモーさん好みのテーマなんじゃないかと思いますので、コイツら一体何者やねんってのを飲み屋のオッサンの与太話的にシェアさせて頂きたく、お便りをしたためる次第です。
Qムーブメントの始まり
Qムーブメントの始まりですがQアノン宮城県支部として公安監視を受けるオカルポッド的にはもはや説明不要かもしれませんが、2017年にアメリカの匿名掲示板「4chan」や「8kun」にQを名乗る人物が暗号めいたカキコミを投下、のちにこれはQドロップと呼ばれますが、この内容が米政府や軍の機密事項のリークや予言なんじゃないかとアメリカのオタクの間で人気に火がつき、社会情勢に影響を及ぼす規模に共和党トランプ支持のネット民=Qアノンを増やしていったのが事の起こりです。
難解なQドロップの解読は頭脳ゲームさながらでめちゃめちゃロマンチックだし、ヒラリー・クリントンを始めとする民主党議員やリベラル系セレブ・資産家たちが実は悪魔崇拝者のカバールで夜な夜な子供の脳からアドレノクロムを吸い出してるとかって話もアングラでやってる分にはエンタメ的に面白いです。
それを真に受けた人がピザ屋に銃持って凸って逮捕されたりってエピソードもなかなかに味わい深く。
エプスタイン島みたいなヤベー事件がリアルに起こって、その他のトンデモ陰謀論も実はホントにあるんじゃね?的な期待感がこのムーブメントに大きく拍車をかけたと言われています。
Qの子孫たちが現在、ソース捏造おかまいなしに人命に関わるデマを爆散させて社会不安を煽ってたり、メドベッドだNESARA/GESARAだで困窮者から搾取するビジネスに手を染め、一線超えちゃってるのは悲しい限りですが。。。
Qアノンの正体とは?
ところで昨年11月のアメリカ大統領選の前、寝ても覚めてもトランプトランプだった私は
職場から近かったもんで東京のトランプ応援デモに軽く見学に行ったんですね。
この様子は後日、webメディアにも取り上げられ後から分かった事も多いのですが、フツーに運営者として統一教会の分派のスピリチュアル協会や幸福の科学の幹部が居て、法輪功や新中国連邦の人たちも参加しており「あっ・・(察し)」となりました。
デモを運営する彼らカルト団体に共通するのは反共産主義をかかげた勢力という点であり、5年位前に共産主義系団体がバックに居たSEALDsというヤツらが居ましたが、Qアノンはこれの反共バージョンなのね、と勝手に納得していました。
ですが実態はもっと複雑だったようです。
Qの正体はジム・ワトキンスか?
アメリカの匿名掲示板4chan、8kunにカキコミを行っていたQの正体ですが、8kunオーナーであるジム・ワトキンスとその息子ロン・ワトキンスでほぼ断定されています。
厳密には彼らでない別の人間がQとして4chanでカキコミを始めましたが、最初のカキコミから2カ月後に突然、Qは4chanから8kunにプラットフォームを移しており、このタイミングでQはワトキンス親子に乗っ取られたと言われています。
ちなみにQを奪われた4chanのオーナーは西村ひろゆき(フランス産たらこ)です。
8kunは元々、フレドリック・ブレナンというアメリカ人がスタートした匿名掲示板でした。
追って共同運営者としてワトキンス親子が参入したのですが、最終的にワトキンス親子の8kun乗っ取りが起こりブレナン氏と決裂、その後のブレナン氏の内部リークからQの正体の解明が一気に進みました。
Qムーブメントの初期から、今年1月のQアノン連邦議会議事堂の襲撃事件までを密着取材したドキュメンタリー、「Q:イントゥ・ザ・ストーム(邦題:Qの正体)」も日本だとU-NEXTで最近配信されましたのでQの正体が彼らだという事の確からしさについてはこれを観て頂ければと思います。(U-NEXTは初回30日無料やってますが解約後に引き落としが来る罠があり要注意、月額もクソ高い)
ワトキンス親子は2ちゃんねるを乗っ取った
登場人物が外人のオッサンばかりで申し訳ないんですがこのワトキンス親子、日本の匿名掲示板の最大手である2ちゃんねる開設時からの初期メンバーでして、2ちゃん開設の5年後に西村ひろゆきを追い出して2ちゃんねるを乗っ取ったオッサン達なんですね。
こいつら、乗っ取りばかりなんですよ。
2ちゃんねるではジムはヨガデブ、ロンは肛門と呼ばれまあ親しまれていましたが、ジムの実態は白人至上主義のガチウヨで更にアメリカでは結構有名人になっており、自分の掲示板使ってトランプ信者(アメリカ版ネトウヨ)を増殖させて
連邦議会議事堂の襲撃事件まで引き起こしてるとか2ちゃんの住民達にとっても衝撃だったと思います。
襲撃の最中、ジムは議事堂近くでQアノン達にチヤホヤ囲まれてニッコニコでした。
共和党、Q、そしてカルト達の繋がりが明るみに
大統領選の前後で少しずつ、共和党、Q、そしてカルト達の繋がりが明るみになってきます。
ドキュメンタリーの1シーンを引用しますが、トランプの政治顧問であるロジャー・ストーンの弟子にあたる人物が
ロン・ワトキンスに対して「Twitterのツイート規制のアルゴリズムを無視してポストを爆散させるツールを開発したからQに紹介してくれ」と技術提供を申し出るシーンがあります。
実際、去年の大統領選でバイデンの当選が確定した後に、ロンは自身のツイアカで「ドミニオン集計機には不正投票を許す欠陥がある」と最初にツイートし、このツールでポストを爆散させるに至っています。(現在、Twitter社はこのツールを対策済み)
加えてこのツイートの直後、トランプも大好きと公言するケーブルテレビ局「OANN」が、ドミニオン疑惑の特集を組んで更に情報拡散に協力していますが、このテレビ局は統一教会の関連企業です。
日本だと大統領選の現地の様子などは統一教会系ジャーナリストの我那覇真子さんとかがライブ感たっぷりに伝えてくれましたね。
ちなみにQムーブメントの原点、ピザゲートを大々的に拡散させたのもこのOANNでした。
トランプの戦略顧問で元軍人のスティーブ・バノンも共和党プロパガンダに大いに暗躍しています。
ジム・ワトキンスに資金提供している疑惑があり(これをリークしたジムの会社のフィリピン人スタッフを名乗る女性は消息が途絶え真偽不明)、一方、統一教会の分派であるスピリチュアル協会の教祖とも大の仲良しです。
私が行った東京のトランプ応援デモに居た新中国連邦というカルト組織もスティーブ・バノンと郭文貴(かくぶんき)という中国系アメリカ人が創設者で、バイデンの息子の一連のスキャンダルの発信源もこの2人の運営するGTVメディアです。
ハンター・バイデンのアレは今ではフェイクだとされていて自分はアレを観ていないので真偽もナントモなんですが、少なくとも親父の方のバイデン=ロリペド説はガチだと思ってます。
自民党に統一教会ががっつり食い込んでる
その他、トランプのスピリチュアルアドバイザーであるポーラ・ホワイトなどなど、自民党に統一教会ががっつり食い込んでるのと同様に、共和党も統一と親和性が高いです。
最近だと先月9月に韓国で開かれた統一教会のイベントにトランプがオンラインで祝辞を送ってたりしてネットニュースで物議をかもしてましたね。(安倍元総理も出ていましたが)
共和党と統一教会の関係は1970年代のウォーターゲート事件で弾劾を受けたニクソン大統領を支援するよう統一教会が大々的にプロパガンダを行っていた時代から続いており、また、その後のコリアゲートで統一教会=CIAの下部組織であることが米議会によって明らかにされています。
詳しい方々にとってはCIAと共和党(と自民党)がべったりなのは当たり前の事なのかもしれません。
最終的にワトキンス親子と共和党との資金的な繋がりは疑惑の域を出ませんでした。
以上は事実とされている事をざっくりとまとめただけなのですが、Qの誕生から議会襲撃までのおよそ3年間の限りではQムーブメントはすごーく平たく言ったら、ネトウヨ育成して工作員使ってトランプ共和党をMake America great again!!させる一大プロパガンダプロジェクトなのでした。
ジム・ワトキンスは工作員か?
最後に陰謀スイッチ入れますが、ジム・ワトキンスは約40年前、18歳で米陸軍に入隊後、軍でIT教育を受けたのちにアジア圏リクルートを担当するなど、ガチで工作員っぽい経歴を持っています。
2ちゃんねるは開設のごく初期から運営側に管理人のひろゆきと技術担当のFOX★氏が居たことが知られていますが、2ちゃん開設の1年前にジムはFOX★と共同で通信事業の会社を設立しており、ジムも2ちゃんねるの初期から関わっています。
2ちゃんの設立の年にジムは米軍を除隊しており、つまり2ちゃんねるは米軍関係者が何らかの意図を持って設立したwebサービスである可能性があります。
2ちゃんねるは、スレッド式の匿名掲示板の元祖にあたる、あめぞう掲示板のソースコードを丸パクリして作られたものです。
2ちゃんがサービスインする2年前にスタートしたあめぞう掲示板はアンダーグランドで結構な人気を誇っていましたが、西村ひろゆきがあめぞう掲示板に1ユーザーとしてカキコミを開始したその翌月に「あめぞう京都市バス事件」の引き金となるスレッドが立ち、結果、管理人のあめぞう氏が同和団体から呼び出され直接恫喝を受ける程の騒動に発展します。
その間に2ちゃんねるがサービスイン、そしてあめぞうに大規模な荒らしが発生し加えて騒動で精神的に追い詰められたあめぞう氏は掲示板の運営を放棄します。
放棄されたあめぞうユーザーを一手に引き受けて急成長したのが2ちゃんねるであり、この辺りのエピソードもかなり闇が深そうです。
ポストあめぞうを狙う掲示板は多数ありましたが、2ちゃんねるは海外に設置された大規模サーバーを用意し
加速度的に増えるユーザーのトラフィック量に耐えきったのが人気の大きな一因でした。
ひろゆき氏は税務署員の家庭に生まれ少なくとも貧しくはなかったと思われますが、一介の中央大学の夜間学生であった彼に(こっそり起業とかしてましたが)ほぼ広告も無かった掲示板の維持費が捻出できたとは考え難く、ジム側(陰謀的には米軍)の資金的バックアップが大きかっただろうと想像されます。
ジムと決裂した元パートナーのフレドリック・ブレナン氏はジムの発言として、「2ちゃんねるは自分(ジム)が作った、ひろゆきはただの広告塔」「愛国者を扇動する手法は日本のネトウヨを参考にした」と発言しています。
ちなみにQドロップをまとめたQmapも日本のまとめサイトを参考にしたそうです。
まあSNSの台頭でいまや2ちゃんねるもオワコンですが、2000年代に2ちゃんモデレーターのきっさか氏が仕掛けた
「俺たちの麻生閣下」ムーブメントに始まって、2ちゃん花形のニュー速+板なんかも自民党有利のスレッドが集まるルールになってたり、2ちゃんねるって保守(というか自民)の思想が熟成されやすい構造になってるんですね。
ユーザーデータの販売までしてる以上、色々と後ろ暗い金の流れはあるだろうし、ニコニコ動画を始めたドワンゴに取締役として麻生の甥も居るし、上手いことやってるなー、という感想です。
省略しましたがトランプ側近には米軍関係者も多く、ジム・ワトキンスは米政府・軍に派遣された工作員であり、日本でネトウヨムーブメントを誕生させた実績を\そのまま社会実験としてアメリカでQムーブメントを巻き起こしプロパガンダと社会分断をはかった、的な真実があったら面白いなー、といった酔っぱらいのお話でした。
(おしまい、長文ごめんなさい!)
前身の団体であるQ Army Japanを乗っ取りQAJFのトップに君臨するokabaeri9111こと岡林英里(偽名)にも触れたかったのですが、オカルポッドに攻撃とかされたらイヤなのでこれは保留です!
一番好きな隊員はじょんだばさんです!
衆院選、自民党が大敗しマンモーさんをはじめ怒り狂ったネトウヨ達が永田町の国会議事堂を襲撃するのはほぼ確定だと思われます。
我らが枝野代表にはお得意の革マル派の人脈をフル動員させてこれをきっちり鎮圧、日本を正しい方向へ導いてくれることを願っております(笑)
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