表現

最近ではSNS上の口喧嘩、少し前ではトリエンナーレ、ネトウヨやクソサヨの方々は表現の自由を盾に好き放題やっていますが、んでは表現の自由ってなんぞやって方に簡単に説明しますと、表現の自由は憲法21条に「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と定められています。崩すと、表現するために集まったり団体作ったり言ったり出版したりしてOKですよ。国はそれを理由なく禁止したりできませんよ、って内容です。

でも、表現したくてもモノを知らなければ表現できないですよね。なので憲法では「知る権利」が保障されています。そしてこの「知る権利」に奉仕するという目的で「報道の自由」が保障されています。そして報道するには取材しなくてはいけないので「取材の自由」があります。これは保障されているものではなくて、「十分尊重に値する」とされています。

基本的には、国民が政治に関しての言論活動や政治意思決定など、政治に参加する権利を保障するために表現の自由はあるのです(後半の「その他一切の表現の自由は」で他の表現にも自由は及んでいますが)。ですので、マスコミは政治に関しては真実を伝えなければなりません。新聞社やテレビ局の思想を報道に加えてねじ曲げて国民に伝えてはいけないのです。サンデーモーニングとか論外なんですね。

高校時代の通学路に「パソコンの館」というパソコンショップがありました。そこに売っていたエムペグワールドという雑誌は、表紙は幾何学模様やサイエンティックな模様でパッと見はパソコン機材の雑誌に見えますが、中身はオールエロ。DVDが付いていて、2~3本の作品と近々リリースされる新作のサンプルを収めたものでした。それを見たチンマン少年の知る権利は大いに満たされました。後に浩二宅で後藤まみ「恋のダンスナイト」をテレビで視聴したことで滑らかな男優のケツの動きにまた知る権利を満たした僕は「オレもいっぱいAV観たい!後藤まみ借りたい!」と近くのコンビニでバイトを始め、2年後に「カン男」で紹介した事件に発展するのです。

初めてのバイト代でFUNAIのテレビデオを買った僕は、その後にタイガー利府店の景品交換でDVDプレイヤーを手に入れ、大黒書店で後藤まみ4時間スペシャルを手に入れます。その後藤まみを持って浩二宅に歩いていく途中、下品でお馴染みのサイトウヨウコに偶然出会い「え!何もってんのソレ!」とツッコまれたので、「これはね、いい作品なんだよ。最初の絡みの後の涙がね…」と表現すると、「バカじゃないの?」と切り捨てられました。僕の表現に対するサイトウヨウコの「バカじゃないの?」は僕と後藤まみの人権を無視する発言ですので、電車の中吊りに「AV手にもって歩いてるチンマン彦氏に「バカ」と言って申し訳ございませんでした」の謝罪広告の掲載を求める訴えを起こそうかと思いましたが、当のDVDがバスターズの誰かに持ち去られたので、訴訟を取り下げたという20年前のお話でした。挨拶とスカートは短い方が良いので、この辺で私の挨拶は以上となります。新成人の皆様、本日はおめでとうございました。

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この記事を書いた人

東北の某都市の零細企業で働く窓際びんびんサラリーマン。
幼少の頃から霊感の強い母方実家の人間や幽霊屋敷に住む友人などに囲まれて過ごすが、本人に霊感なし。
代表作「ボウィンマンの一言物申す」

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