オーパーツファンのみなさんこんにちは、実況のチン・マン彦です。
今年もこの季節がやってまいりました。
激しい県大会を勝ち抜き、各県の代表となりました日本のオーパーツ達が、今年も青空の下で熱戦を繰り広げます。
今大会は20校のオーパーツが出揃いました。
今年はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。
日本オーパーツ甲子園!出場校の入場です!
今年の出場校はこちら
- 北海道代表 フゴッペ洞窟
- 青森県代表 キリストの墓
- 青森県代表 遮光器土偶
- 秋田県代表 黒又山ピラミッド
- 秋田県代表 大湯ストーンサークル
- 茨城県代表 虚舟
- 東京都代表 浮世絵スカイツリー&浮世絵ハンバーガー
- 石川県代表 モーセの墓
- 長野県代表 皆神山ピラミッド
- 大阪府代表 勾玉の穴あけ技術
- 兵庫県代表 石の宝殿
- 兵庫県代表 聖徳太子の地球儀
- 奈良県代表 酒船石遺跡
- 近畿地方代表 日本のレイライン
- 島根県代表 銅鐸
- 広島県代表 葦獄山ピラミッド
- 宮崎県・鹿児島県混合チーム 天の逆鉾
- 沖縄県代表 沖縄のロゼッタストーン
- 沖縄県代表 与那国海底遺跡
- 21世紀枠 ヒヒイロカネ
以上、20校による入場行進が始まります。
北海道代表 フゴッペ洞窟
最初は北海道のフゴッペ洞窟です。
縄文時代の遺跡なんですが、異星人が過去に地球を訪れていた可能性を感じさせるオーパーツです。
1950年8月に海水浴に来ていた高校生が岩場に洞窟があるのを発見しました。
専門家の調査で、約2000年前の住居跡だとわかったのですが、注目すべきは壁画。
洞窟の壁には600以上の絵や記号があり、そのなかに「有翼人・有角人」と名付けられた謎めいた人物像が見つかったのです。
宇宙考古学ファンは異星人の記録だと口を揃えています。
青森県代表 キリストの墓
次は青森代表のキリストの墓です。
エルサレムのゴルゴダの丘で十字架にかけられたのは弟のイエキリで、キリストは日本に逃れて十来太郎天空坊と称し、106歳で死んだとされる伝説が青森県三戸群新郷村に残されています。
あながちデタラメでもない証拠がいくつかあるので紹介します。
◆村では父をアダ、母をエバと呼ぶ。
これは、エデンのアダムとイブを連想させます。
◆村名「戸村」
「ヘブライ」の転訛とも思える。
◆村に伝わる「ナニャラドヤラ、ナニャラドナサレニ」という盆踊り。
ヘブライ語で「お前の聖名をほめ讃えん」
などがあります。
青森県代表 遮光器土偶
青森からは2校目、遮光器土偶です。
1986年に亀ヶ岡の泥炭層から大量に出土したのが、こちらの遮光器土偶です。
1962年、旧ソ連の科学評論家アレクサンドル・カザンツェフが科学誌に「遮光器土偶は異星人」との説を発表します。
彼は、遮光器土偶は異星人がモデルで、ヘルメットのような頭はアンテナ、巨大な目は紫外線を遮る眼鏡、着ている服は宇宙服と指摘しました。
秋田県代表 黒又山ピラミッド
秋田代表の黒又山ピラミッドです。
1992年に同志社大学に拠点を置いている日本環太平洋学会によって、日本のピラミッドとして初めて本格的な調査が実施されました。
結果、山頂からは縄文後期の土器が多数発見されます。
また、地中レーダーで調査した結果、山が階段ピラミッドに似た7段から10段のテラス状の建造物であることがわかりました。
秋田県代表 大湯ストーンサークル
秋田から2校目、大湯ストーンサークルです。
4000~3000年前の縄文時代後期のものであることがわかっています。
用途は、宗教施設、日時計、天文台など諸説ありますが、定かにはなっていません。
この遺跡には面白い仮説があり、このストーンサークルは一種のエネルギーのコントロール装置ではないかといわれていて、大地のエネルギーを抽出してコントロールしていたのではないかと推測されています。
茨城県代表 虚舟
茨城の虚舟です。
享和3年の春、常盤国のとある浜の沖に舟のようなものが浮かんでいるのを漁師が発見し、浜辺に引き上げました。
舟の形は丸く、ガラスの窓がつけられていて、底は鉄板でできていました。
中を覗くと箱を持った美女がいます。
恐ろしくなった漁師はそれを沖に戻してしまいました。
時代に合わない漂流物ということで、オーパーツとされています。
東京都代表 浮世絵スカイツリー&浮世絵ハンバーガー
東京代表の浮世絵オーパーツですが、まずは浮世絵スカイツリーから。
江戸時代の浮世絵師、歌川国芳の書いた作品に「東都三つ又の図」があります。
その絵には不思議なことに、隅田川の向こうにありえない高さのタワーが描かれているのです。
2011年2月22日の東京新聞に掲載され、江戸時代にスカイツリーの建設を予言していたのではないか、と話題となりました。
次に浮世絵ハンバーガー。
同じ浮世絵ということで、浮世絵スカイツリーと同じ東京都からの出場です。
浮世絵が書かれた江戸時代に、ハンバーガーがあったという面白い浮世絵なんですが、ヤフー知恵袋では、浮世絵は版画なのにハンバーガーには下書きの跡があることから、浮世絵スカイツリーの人気に便乗した愉快犯の仕業ではないかといわれています。
石川県代表 モーセの墓
石川代表のモーセの墓です。
十戒で有名なモーセです。
十戒とはモーセがシナイ山で神から授かった10箇条の戒めです。
そんな世界的なモーセが日本にきていたというから驚きです。
しかも、余生は日本で過ごし、583歳で亡くなっています。
石川県にあるモーセの墓は、戦後にGHQによる発掘作業も行われており、埋蔵文化財にも指定されていますから、あながちデタラメともいえないかもしれません。
長野県代表 皆神山ピラミッド
長野代表の皆神山ピラミッドは、世界最大、世界最古の人口ピラミッドではないかといわれています。
頂上が鞍の形でへこんでいるのも、人口ピラミッド説を裏づけている根拠になっています。
1965~1971年にかけて発生した地震が皆神山直下だったのは、積み上げた土石の重みが原因で内部崩壊したことが原因ではないかともいわれています。
大阪府代表 勾玉の穴あけ技術
大坂の勾玉の穴あけ技術です。
勾玉は縄文時代からすでにあったそうなんですが、オーパーツとされているのは、ヒモを通すためにあけられたであろう穴なんです。
勾玉の材質はさまざまで、水晶・琥珀・翡翠・滑石・べっこう・めのう、土器などから作られています。
固い材質のものまで綺麗に穴があいていて、ドリルもない時代にどうやって・・・ということでオーパーツとされています。
兵庫県代表 石の宝殿
兵庫の石の宝殿です。
生石神社に神体として祭られている巨石で、鎮の石室(しずのいわや)、天の浮石(あめのうきいし)または単に浮石ともいわれています。
特殊な加工により、巨石が小さな池に浮かんでいるように見えます。
側面に屋根の突起のようなものがあることから、家が横倒しにしたような形に見えます。
神様が一晩で石造りの宮殿を作ろうとしましたが、夜が明けてしまって、横倒しのまま起こすことができずに帰っていってしまったという伝説が残っています。
誰がいつ、なんの目的で作ったのかはわかっていません。
兵庫県代表 聖徳太子の地球儀
兵庫の聖徳太子の地球儀です。
聖徳太子の地球儀は、兵庫県の揖保郡太子町の斑鳩寺にあります。
境内には宝物殿があり、国指定の重要文化財が並んでいます。
その傍らにあるソフトボールぐらいの大きさの「地利石」こそ、オーパーツの聖徳太子の地球儀なのです。
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸、南極大陸、そして日本までもが確認でき、さらによく見ると、ムー大陸まで確認できます。
アフリカ大陸が発見されたのが1942年、南極大陸が発見されたのが1820年のことなので、聖徳太子はどうやってこの大陸の存在を知ったのでしょうか。
奈良県代表 酒船石遺跡
奈良の酒船石遺跡です。
岩の表面に丸い窪みが彫ってあり、いくつかの窪みが溝で繋がっています。
酒を造る道具や薬を作る道具などの諸説がありますが、まだなにもわかっていません。
近くに水を引いたとされる土管や石の樋も見つかっていて、庭園の施設かもしれないと考えられています。
2000年に大規模な発掘が行われ、湧水設備と小判型石造物、亀形石造物が発見されました。
石を並べた溝や石段、石垣や石敷も見つかりました。
近い将来、酒船石遺跡がオーパーツを卒業する日も遠くないのでは?と寂しい限りです。
近畿地方代表 日本のレイライン
近畿代表、日本のレイラインです。
古代の遺跡を地図で見ると、直線で繋げられたり、幾何学模様になったりと偶然ではすまされないので、オーパーツとされています。
測量技術のない当時に、どうやって遺跡を正確に配置できたのかが不思議です。
レイラインは1951年にイギリス人のアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスによって提唱されました。
島根県代表 銅鐸
島根代表の銅鐸です。
弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器で、語源となった鐸は中国の青銅器の楽器からきています。
銅鐸の名称が歴史に現れるのは8世紀の続日本紀からです。
見た目が鐸に見えるので、楽器と思われますが、現在でも用途は定かになっていません。
なにがオーパーツかというと、現代の技術を使っても銅鐸の復元が難しいというところです。
広島県代表 葦獄山ピラミッド
広島代表の葦獄山ピラミッドは、日本の伝説的なピラミッドです。
1932年に酒井勝軍という人物が葦獄山は2万3000年前の世界最古のピラミッドであると断定しました。
これが全国の新聞で「ピラミッド第一号」と掲載され、国民に知られるようになります。
南側斜面には人口物としか思えない長方形の巨石があり、発見当時にはアヒル文字という神代文字が刻まれていました。
宮崎県・鹿児島県混合チーム 天の逆鉾
2県にまたがる混合チーム、天逆鉾です。
天逆鉾は日本の神話に登場する矛です。
宮崎県と鹿児島県の県境の高千穂峰山の頂に突きたてられています。
神話では、イザナミとイザナギが矛を渾沌とした大地に突き立て、かき回して矛を引き抜くと、切っ先から滴った雫がオノロゴ島(神々がつくり出した最初の島)となったとされています。
坂本龍馬が高千穂峰を訪れた際に、引き抜いてしまったというエピソードも残されています。
天逆鉾は後の火山で折れていまい、現在残っているのはレプリカです。
オリジナルの柄の部分は地中に残っていますが、刃の部分は様々な人の手に渡り、今は行方不明となっています。
沖縄県代表 沖縄のロゼッタストーン
沖縄代表の沖縄のロゼッタストーンです。
「沖縄の」とついているのは、エジプトのロゼッタストーンがあるからです。
1933年、熊本医科大学学長の山崎正董と沖縄研究者の島袋源一郎により発見されたのが最初です。
2008年までに13枚発見され、1枚紛失しているので、現存は12枚ですが、戦後に米軍が144枚没収したともいわれています。
一部が沖縄県立博物館と美術館で収蔵されており、岩の表面には、動物や建造物、農作業や船などの絵、文字や模様が刻まれているのを見ることができます。
沖縄県代表 与那国海底遺跡
沖縄から2校目、与那国海底遺跡です。
1986年、地元のダイバーが新たなダイビングポイントを捜しているときに偶然見つけました。
海底約20メートルのところに人工物としか思えない構造物があり、東西50メートル以上、南北150メートル、高さ25~26メートルの岩礁に、テラスや排水路や階段があり、まさに海底神殿でした。
これがもし人工物なのであれば、動植物の分布や鍾乳石から、1万年以上前とみられ、世界最古の古代遺跡となります。
何度も調査はされているのですが、人工物か自然物かの結論はまだ出ていません。
今では大人気のダイビングスポットとなっています。
21世紀枠 ヒヒイロカネ
21世紀枠、ヒヒイロカネです。
ヒヒイロカネは太古の日本で様々な用途で使われてきた伝説の金属です。
現在ではヒヒイロカネがどんな金属だったのかはわかっていません。
原料も加工技術も不明となっていますが、当時の日本では鉄や銅と同じく一般的な金属として使われており、三種の神器もヒヒイロカネで作られているといわれています。
金よりも軽く、ダイヤモンドよりも硬く、永久不変で絶対に錆びない性質を持っていました。
まとめ
全20校の入場行進が終わりました!
優勝旗はどのオーパーツの手に渡るのでしょうか!
一旦CMに入りまして、お昼のニュースを挟みます。
これまでのお相手はチン・マン彦でした。
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