補足

この直木賞受賞予定の文章を読んでいる人は、オカルポッドを聴いている人10割、インスタでナイアジムと検索して鼻の下を伸ばしている人1人、冬にディズニーに連れていかなくちゃいけなくなって仕事中に隠れて宿を探している人1人の割合だと思います。

それを前提に話を進めますが、オカルポッドの収録中は伝えたいことの半分も伝えられていません。イメージしてほしいんですが、お酒もガブガブ飲んで、〆のラーメンとチャーハンを食べ終わって、週末で疲労MAXで…イメージできていますでしょうか?イメージ大事なんで皆さんと軽く練習しますが、AKBや坂道グループをテレビで観ると、華奢なチビッ子がピョンピョン跳ねてるイメージなのに、卒業してAV女優になると華奢でもチビッ子でもない。これです。そう、収録のあの時間は一週間で一番疲れている時間帯なのです。なので、チンマン相槌打たないなぁと思ったら寝ている可能性もあります。そんな金曜の夜なので、お便りに対して真髄に向き合いたいのですが、後になって「もっとちゃんとお答えしたかった」と後悔ばかりしています。

先日の収録では、ぐらんぱさんからのお便りで、今の世の中を生きていく上でのアドバイスを求められました(年下のマンモーさんと僕がお答えするのは恐縮でしたが)。

収入を上げる、資産を増やす、子の教育への全ツッパというご相談に対してアドバイスさせていただきましたが、飲んでない頭でもう一度お話します。

子の教育に関してです。収録では「高いレベルの子を塾に通わせるのは意味があるが、うちの子みたいな勉強できない子を塾に通わせても意味はない。偏差値40が偏差値43になっても結局その後の大学は同じとこだから~」と言いました。これは勉強させるかどうかの話ではなく、塾に通わせるかどうかの話です。できる子もできない子も勉強は大事です。そして、子の将来の年収に関しても「仕事と勉強は別、勉強できなくても~」と昔から言う人がいますが、それは年収に関係してこない程度の学歴の人の言葉でして、国立大を出て一流メーカーに勤めれば30代で年収一千万オーバーですから、勉強できる人がガッツリ稼いでるのは事実です。一流メーカーにも稀に仕事できない人はいますが、その人は仕事できなくても「稼げる」人なんですよね。

ここからは僕の持論になります。子の教育とは習い事や学習塾を指していると思いますが、子供を学習塾に通わせる意味があるのかが疑問です。今の時代はパソコンやスマホで何でも調べられるので、わからないことは自分で解決できます。その情報が正しいかどうかを判断するまでに時間はかかりますが、塾の先生に聞かなくても答えは手に入る時代です。

では学習塾に行く意味は?と問われたら、「時間を買っている」のだと思います。教われば5分で済むことも、自力で調べたら3倍も4倍も時間がかかります。本当にそれだけだと思います。では、それが「子供に必要か?」ですが、働きながら勉強している社会人なんかは時間がないので資格試験などの対策に予備校に通ったりしますが、子供は寝ている時間以外は全て勉強に費やせる環境にあります(ちょっと極論のようになってきましたが)。時間を買う必要があるのでしょうか?高校受験程度の知識ならばネットで解決できそうな気がします。難関大学とかになると話は違ってくるとは思いますが…

そもそも中学生なんかは最高の環境にありますよね?家で勉強してわからないとこがあれば箇条書きでまとめて、次の日の放課後にでも先生捕まえて聞きまくれるじゃないですか?無料で。それを毎日できるんですから、塾に行く意味なんてないと思うんですよね。

余談ですが、僕が何年か前に行政書士の勉強をしていた2年間のうち、後半の1年間は寝ている時間と仕事の時間以外は全て勉強でした。仕事の時間がもったいないと常に思っていて、学生は勉強できる時間がたくさんあって幸せだよなぁと思っていました。学生って時間に恵まれてるんですよね。

と、こういう話をしたかったわけでございます。

最後に一つ言わせていただければ、マンモーさんは別として、僕は人にアドバイスできるような立派な人間ではないので、真面目なお悩みに対しては大変恐縮でした。僕は知っての通りただのお下品男なので、NHK月曜8時 鶴瓶のワカメ酒に乾杯を録画したい、猫を飼うのにチンチラかマンチカンかで悩んでる、そんなときしか正確にお答えできませんが、いただいたお便りには全て誠心誠意お答えいたしますので、これからも皆様のお便りをお待ちしております。

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この記事を書いた人

東北の某都市の零細企業で働く窓際びんびんサラリーマン。
幼少の頃から霊感の強い母方実家の人間や幽霊屋敷に住む友人などに囲まれて過ごすが、本人に霊感なし。
代表作「ボウィンマンの一言物申す」

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