2017年9月26日現在、東京国立博物館(通称:トーハク)で開催されている『マジカル・アジア』をご存知でしょうか?

日本だけでなくアジア各国から集まった呪いや魔除けなど不思議なパワーに関係する作品を展示しているんです!

オカルトファンならいかなければ!ということで、行ってきました!

駅チカなので迷わない!

博物館というとひっそりと建っているイメージを持っている方がいるかもしれませんが、トーハクはJR上野駅公園口もしくは鶯谷駅南口下車で徒歩10分ほどの距離にあります。

上野公園内にあり上野動物園や国立科学博物館、国立西洋美術館なども付近にあります。

私が訪れた9月24日は日曜だったのもあって家族連れで賑わっていたのですが、科学博物館の深海展が長蛇の列、帰宅時には200分待ちと凄い状態になっていましたね。

しかし、トーハクの方は到着時間が早かったせいか、まだそこまで混雑していませんでした。

トーハクでは『特別展』と『総合文化展』の2種類のチケットがあります。今回のマジカルアジアは『総合文化展』(いわゆる常設展)になります。

この総合文化展のチケットでマジカル・アジアの展示会場の東洋館と本館、法隆寺宝物館、平成考古展示室などに入る事が出来ます。

残念ながら私が訪れた時にはもう終了していましたが、特定日には7人の研究員の方が「マジカル・アジア」をキーワードに約一時間かけて東洋館を案内してくれるスペシャルツアー「セブンワンダーツアー ―添乗員はトーハク研究員―」が開催されていた模様。

(スペシャルツアーは9月18日に終了しています。)

マジカル・アジアの『マジカル』ってなんぞや?

『マジカル』っていうからには魔法とか妖術とかに使われたものばかりなの?と思うかもしれないですね。

今回の展示は確かに儀式に使われた道具などの展示もありますが、昔の人々がゲン担ぎや日々の生活の安泰を祈願する時に使う道具や災厄から身を護るために使った道具、神様の代わりに崇拝していた偶像なども含まれています。

そういう点から考えると呪いや魔法も含めた『目に見えない不思議な力』に関するものを展示していると言って良いと思います。なのでオカルト好き以外にも歴史や考古学好きな人にもおすすめできる展示ですね。

それでは、実際に展示されている一部のアイテムをご紹介しましょう!

まずはエジプトから!『パシェリエンプタハのミイラ』

パシェリエンプタハのミイラ:東洋館3室/西アジア・エジプトの美術にて通期展示

こちらはエジプトのテーベで出土したパシェリエンプタハのミイラで、第3中間期(第22王朝)・前945~前730年頃のものです。

こちらのミイラは1904年(明治37年)にエジプト考古庁から寄贈された『本物のミイラ』なんです!

しかも常時展示されているんですよ!

日本国内でエジプトのミイラを常時展示しているのはここトーハクだけなんです!

ミイラの入っていたカルトナージュ棺は麻布を貼り合わせて作られ、とても鮮やかな絵が描かれていたそうなんですが、カルトナージュ棺の表面に真っ黒い液体をかけられてしまっているため、何が描かれているのかは謎なままだそうです。

神への捧げ物?『眼の偶像』

眼の偶像:古澤静子氏寄贈 東洋館3室 /西域の美術にて展示( 2017年10月15日(日)まで)

続いてこちらはシリア、テル・ブラクで出土した『眼の偶像』。

後期銅石器時代(3期)・前3800~前3600年頃のものです。

とても小さな像なのですが『目とまゆ』を強調していて、単式の他に2連式、親子、帽子または冠をかぶったものなどバリエーション豊かな展開を見せています。

この『目の偶像』はほとんどがシリア北部にある遺跡から出土しているそうです。

マジカル・アジアではこの他にも遺跡から出土したものや、昔の人が使っていた儀式道具なども展示されています。

邪悪なものから墓を守る!三彩鎮墓獣

三彩鎮墓獣:横河民輔氏寄贈 東洋館5室/特集 唐三彩にて展示(2018年2月4日(日)まで)

お次は中国から。

唐時代(7~8世紀)に作られた三彩鎮墓獣。

この鎮墓獣は墓門を守ってくれる辟邪の獣なんだそうです。

迫力がありますよね~。

これならばっちりお墓を守ってくれそうです!

この他にも三彩武人などといった武人の姿をした墓を守るための像が展示されていました。

ヴァジュラバイラヴァ父母仏立像

ヴァジュラバイラヴァ父母仏立像:東ふさこ氏寄贈

東洋館12室/特集 チベットの仏教と密教の世界で展示(2017年10月15日(日)まで)

こちらも中国から。清時代(17~18世紀)のものです。

ヤマという死神をも滅ぼす力を持つヤマーンタカという仏様の「恐るべき忿怒尊(ふんぬそん)」を意味しているそうです。

マジカル・アジアではこのほかにもさまざまな仏さまの像が展示されているので見応えがありました!

マジカル・アジアでは絵画も展示あり!『鉄拐図軸』

鉄拐図軸(寒山拾得蝦蟇鉄拐図軸のうち) 伝劉俊筆

東洋館8室/中国の絵画にて展示(2017年10月15日(日)まで)

こちらも中国からで、明時代(16世紀)の作品です。

この鉄拐図軸に描かれているのは呑気に魂を遊ばせていたら、戻るはずの肉体を処分されてしまっていたというとってもかわいそうな仙人だそうです。

マジカル・アジアではこのような掛け軸や絵画と言ったものも展示されています。

考古遺物ばかりでなく、様々なジャンルのものが展示されているので色々楽しめます。

一番の目的!本当にあった!『藁人形』

呪詛人形:明治10年(1877年)東京・上野公園発見

東洋館13室(地下1F)/特集 アジアの祈りにて展示(2017年10月15日(日)まで)

今回トーハクのマジカル・アジアに行こう!と決心した最大の目的はこれ!

いわゆる『呪いの藁人形』なんです!

レプリカだと思うでしょう?でもこれ、本当に使われていたものたそうです。

しかもこの藁人形の隣にあったのが……

肖像頭蓋骨:N.G.マンロー氏寄贈

東洋館13室(地下1F)/特集 アジアの祈りにて展示(2017年10月15日(日)まで)

このパプアニューギニアの肖像頭蓋骨。19世紀~20世紀と割と最近の物らしいです。

亡くなった一族の首長の頭蓋骨に霊が宿ると信じていた現地の方が、大切に祀っていたという……。

その他にも仮面なんかもあって呪われそうって思ったんですが、大丈夫!

銭剣:農商務省北海道事業管理局寄贈

東洋館13室(地下1F)/特集 アジアの祈りにて展示(2017年10月15日(日)まで)

藁人形たちの近くにはこの銭剣が!

中国の清時代(19世紀)のこの銭剣、あちらの妖怪『キョンシー』を退治するために使われる道具なんですよ!

これがそばにあるなら藁人形や肖像頭蓋骨もそうそう人に悪さはできないはず!

ミュージアムショップにはオリジナルグッズや本がたくさん!

A4クリアファイル『盤龍鏡』324円(税込み)

トーハクの東洋館、本館と正門前にミュージアムショップが存在しています。

商品の多さは東洋館よりも断然本館のミュージアムショップ!

ゴーフルやお茶、お香などから始まり、埴輪グッズや屏風、扇子などといったものなど様々なオリジナルグッズを販売しています。

また書籍も充実しており、絵画や考古学関係のものだけでなく、刀などに関する書籍も充実していました。

まとめ

いかがでしたか?

少しでもトーハクのマジカル・アジアの魅力を感じていただけたでしょうか。

ここで紹介しきれないほどのマジカルなアイテムが展示されていますので、オカルト好き、考古学や歴史好きな方にはおすすめの展示会です!

トーハクのマジカル・アジアは2017年10月15日(日)まで開催なので友人や家族と一緒に行ってみてはいかがでしょう?

ただ、上野公園やトーハク自体が観光地になっているので連休や土日祝祭日は混雑しています。

なるべく早い時間に行くか、平日に行った方がゆっくり見れるかもしれません。

私が訪れた9月24日は本館の方で三日月宗近など日本刀の展示がありました。

本館の方はそれこそ刀剣女子や海外の観光客でにぎわっていましたし、公園内も人でごったがえしていました。

□東京国立博物館(マジカル・アジア:2017年10月15日(日)まで)

住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館

問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

開園時間:9:30~17:00

金・土曜日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館、翌平日に休館)

年末年始(2017年12月26日~2018年1月1日)

入館料:一般620円、大学生410円

総合文化展観覧券は当館正門チケット売場のほか

エキュート上野内チケットショップ(JR上野駅構内)
ローソンチケット(Lコード:32431/一般のみ販売)
でも販売しています。

アクセス:

JR上野駅公園口/鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ/銀座線・日比谷線上野駅/千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄/京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅/上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)
首都高速道路 上野線 上野出口 5分
※車の場合は駐車場がないため、近隣の有料駐車場使用になります。

https://goo.gl/maps/tMPhtap6eeN2

(Googleマップアドレスです)

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